億を稼ぐ人の考え方
どんな本?
これからの時代は年金も減っていくし、大手のような会社もどんどん潰れていくし、
その割には平均寿命は伸びていくから、老後の資産は自分で考えて増やしていかないとね〜。
でも仕事頑張っているだけじゃなかなか増えていかないよね〜。
どうしよっか〜。
っていう本。
働き方の種類
職種といえば世の中に数え切れないほどあるが、
「働き方」で分けるとなんとE,S,B,Iの4種類しかない。
Employee - 会社員
会社などの組織に属し、働いた時間に対してお金をもらう。
同じ時間にどれだけ働いても給料が上がることはない。
Self-Employed - 自営業
ラーメン屋の店長や、ITフリーランスなどがS。
普通に起業しても、Sとなる。
会社員と違って自由と思われがちだが、給料を上げるためには自分が長時間働くしかなく、
結局は時給労働。
24時間365日働いても年収3000万程度が限界。
Business Owner - ビジネスオーナー
ビジネスを立ち上げて、仕組みから収入をえていたらB。
自分の働いた時間に関係なく、お金が入る。
お金が入ってくるのは、「仕組み」のおかげ。
仕組みさえ作れば、自分が何をしていようがお金が入ってくる。
Investor - 投資家
会社員をしながら「貯金で運用してるよ〜」という人はたくさんいるが、
ここでいう投資家は数百万円程度の運用ではない。
数千万円を長期運用することで、利益を得る人たちのこと。
お金が入ってくるのは、お金のおかげ。
お金がお金を呼んでくる。
投資家の基準は、以下の2つ。
・すぐに消えても問題ないキャッシュが手元に5000万円以上ある。
・毎年、数千万円以上の利益を安定して受け取れる仕組みを持っている。
S,EとB,Iのバランスが大事
EとSはどこまで行っても、自分の時間の切り売りでしかなく、
病気になるなどの理由で不自由になれば、収入源もなくなる。
反対に、BやIは自分以外のものがお金を稼いでくれるので、
自分が何をしていようがお金は舞い込んでくる。
しかし、不確定。
EとSしか頭になかった人は、まずはBに近づくことを目指そう。
あなたはバケツリレーをするか?パイプラインを作るか?
「遠くにある池から、雨が降らない村に生活水を運んでくる」というタスクを考えたときに、
バケツリレーを頑張る人と、パイプラインを引こうとする人がいる。
前者は、ひたすら筋トレをして一度に持てるバケツの数を増やし、速く運べるように努力する。
= 自分の時給を上げようとする。
後者は、最初はバケツを運ぶも、将来楽をできるようにパイプラインを引く事を考える。
そして、空いた時間はパイプラインを引く事に努力する。
= 仕組み作りを努力する
もうわかりますよね?ESとBIの違いも同じ事です。
アクションプラン
・何かを頑張ろうと決めたときに、
「今私は、バケツリレーをしようとしていないか?他にパイプラインを引く方法はないか?」
「懸命に働いているのか?それとも賢明に働いているのか?」
と自問する。