Haru  2021/02/03更新

[IT基礎] HTTPステータスコードの説明と具体例


HTTPステータスコードとは

ブラウザから送ったリクエストに対しサーバからのレスポンス結果を3桁で表したものです。結果に応じて100番台(処理の継続)、200番台(処理が成功)、300番台(リダイレクトする必要がある)、400番台(クライアントエラー)、500番台(サーバーエラー)の5つのクラスに分類されています。この中で、400番台と500番台はエラーの原因を探るヒントとなるため非常に便利です。

エラーコード(400番台、500番台)の具体例

400 Bad Request

クライアントからのリクエストが無効な場合のエラーコードです。他の400番台のエラーに当てはまらないときに返されます。主な原因としては、URLの構文ミスやブラウザのキャッシュ破損などです。

403 Forbidden

クライアントにリクエスト先のアクセス権がない場合のエラーコードです。この場合の対処法は、管理者にアクセス権を付与してもらうか、アクセス権が許可された環境で閲覧するしかありません。

404 Not Found

リクエスト先のページが存在しない場合のエラーコードです。最も目にするコードで、原因はURLのスペルミスやリクエストしたページが削除されている、などが考えられます。

408 Request Timeout

リクエストに時間がかかり、完了しないまま時間切りになった場合のエラーコードです。原因としては、送信するファイルが大きすぎる、サーバーが混雑しているなどが考えられます。

500 Internal Server Error

サーバーに何かしらの問題が起きている場合のエラーコードです。

502 Bad Gateway

ゲートウェイサーバーに何かしらの問題が起きている場合のエラーコードです。

503 Service Unavailable

リクエスト先にアクセス集中、またはメンテナンス中などでサーバーが一時的に利用できない場合のエラーコードです。



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