読書感想 キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和02年①
前置き
この本はIT業界に携わるには必ず関連するであろうコンピュータの基礎知識が書かれている
仕事をする上ですぐに必要になるか分からないがITの知識を取り入れるのにあった方が覚えやすいのでは思い、この本を購入した
内容としてはコンピュータが動く仕組みがイラスト付きで描かれている
さらに章の終わりごとに例題集も載っているので内容を理解しているかのアウトプットがしやすい
コンピュータは電気でできている
コンピュータが当たり前にある時代に生まれた私にとってはコンピュータがなんなのか全く分からない
”そこにある便利な機械”といった印象だ
ここに書かれていたことはコンピュータは全て電気信号で動いているということである
あらゆる命令を電気を媒体としている
ただ電気で文字をそのまま伝えることはできないので電気がついているかついていないかを複合することで動くということである
コンピュータにはたくさんのランプがあってそれのどこが何個光っているかで行動を決めるらしい
例えるならば小学生の時にやった運動会でやる一文字のようなものだ
近くで一つ一つを見ると人が立っている(ランプがついている)だけだが全体を見ると一つの文字(命令)になる
ランプがついているかついていないかを「0」と「1」で表す
これを2進数と呼ぶ
つまりコンピュータに何かしてもらうときは実は「00010100101010101000000・・・・」
といった具合に命令されている
2進数
2進数とは先ほど挙げたように「0」と「1」である
ランプをビットといいコンピュータの容量を示す
ビットが多いほど多くの情報を得ることが可能なのだ
4ビットを1バイトと呼ぶ
ただこの2進数を実際に人間が伝えることはとても手間であるので8進数や16進数などに変換して伝えられている
コンピュータの回路を知る
さて先ほど挙げた方法でコンピュータに指示するのだが多くの情報があるとコンピュータは混乱してしまう
例えばネットを使って何か検索したいと思うと皆、検索サイトを開いてキーワードを打ち込み、検索をする
しかし回路がないとその順番が破綻してしまう
コンピュータをネットにつなげていない状態でもちろん検索できないし、キーワードがないと検索もできない
このようにそれぞれの命令が実行できる状態に持っていくために回路は必要になってくる
メモリの分類
RAM・・・読み書き可能で揮発性
ROM・・・読出し専用で不揮発性
これもそれぞれ分類がある
RAM
DRAM---安価で容量が大きいが少し遅く定期的に内容を再書き込みするリフレッシュ動作が必要
SRAM---高くてスピード型なので小容量のキャッシュメモリに使用される リフレッシュ要らない
ROM
PROM---ユーザーの手で書き換えられるROM -- EPROM - 紫外線でデータ消去して書き換え
-- EEPROM - 電気的にデータ消去して書き換え
-- フラッシュメモリ - ブロック単位で電気的にデータ消去して書き換え
ディレクトリ
ファイルは文書、ディレクトリはそれを束ねるフォルダの役割
ルートディレクトリ・・・階層段階の一番上にいるフォルダ
カレントディレクトリ・・・自分が今開いて作業しているディレクトリ
ちなみにカレントディレクトリの一段階上のディレクトリを親ディレクトリという
ファイルの場所をパソコンに伝えるにはパスというものを使う
絶対パス表記のルール
- ルールディレクトリは「/」または「¥」で表す
- ディレクトリと次の階層との間は「/」または「¥」で区切る
- カレントディレクトリは「.」で表す
- 親ディレクトリは「..」で表す
例えば「FILE-B2」を絶対パス指定するとき・・・
ルートディレクトリ・・・/
ディレクトリ1・・・DIR-A2
目的のファイル・・・FILE-B2
指定は以下のようになる
/DIR-A2/FILE-B2
相対パスの表記ルール
- ルートディレクトリは「/」または「¥」で表す
- ディレクトリと次の階層との間は「/」または「¥」で区切る
- カレントディレクトリは「.」で表す
- 親ディレクトリは「..」で表す
同じですね
相対パスを表記する場合は、自分が今どのディレクトリにいるかが基準になります。
そのため目的のファイルに至るまでの経路は自分がいるとことから順に書く
先ほどと同じようにデータを指定するとき
./../DIR-A2/FILE-B2 ./は省略可
汎用コンピュータにおけるファイル
汎用コンピュータにおけるファイルは一連のデータをまとめたもの
レコードの集合がファイルなのです
順次アクセス・・・先頭レコードから順番にアクセスする
直接アクセス・・・任意のレコードに直接アクセスする
動的アクセス・・・任意のレコードに直接アクセスした後にそれ以降を順次アクセス
データベース
データベースとはアプリケーションのデータを保存・蓄積するための一つの手段です
関係データベースとは表の形でデータを管理する(excelチック)
関係データベースでは蓄積されているデータに矛盾や重複が発生しないように表を最適化するのがお約束(正規化)
関係演算・・・表の中から特定の行や列を取り出して表同士をくっつける
選択・・・行を取り出す演算
射影・・・列を取り出す
結合・・・表と表とをくっつける
スキーマ・・・データベースの構造や仕様を定義